SANSE SANSE / サンセサンセ「NEW BRAND」

19:09

NEW BRAND

こんにちは。

INPUT川端です。

もしかして他のスタッフの登場を期待してましたか？笑

残念ながら新ブランド発売なので、またまたこの場にOUTPUT川端しに参りました。

「SANSE SANSE / サンセサンセ」、聞きなれないブランドだと思います。

僕も正直半年前までは全く存じ上げていない状態でした。

ある日インスタグラムを見ていると、目に飛び込んだ真っ赤なジャケットとパンツのセットアップ。

現代アーティスト加賀美　健さんが展示会場で着用されたものでした。

一瞬で打ち抜かれました。。。

すぐさまどういったブランドなのか調べました。

スタイリストの梶　雄太さんがディレクションするブランドだとわかりました。

僕もファッション誌などでは度々拝見していた方なので、お顔はすぐにこの方だと一致。

雑誌のスタイリングのほかに、俳優のスタイリングや雑誌・書籍などの出版物もデザインされる方なんだと知ることもできました。

そこからはすぐにINPUTからオファーを出したところ、偶然にも一度お会いしたことのある方が担当されていましたので、お取り扱いへとすぐに話は進みました。

いただいた資料に目を通したところ、ブランドコンセプトや商品説明の文章も非常にユニークで、文章を見るだけでもなんだかワクワクしちゃいました。

ここからは「SANSE SANSE / サンセサンセ」のブランドコンセプトや、21SSシーズンのINPUTでセレクトした商品をその説明とともにご覧いただきたいと思います。

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ブランドコンセプト

SANSE　SANSEはスタイリスト梶雄太によるディレクション。

期待していなかった洋服の良さ。手に入れてから気が付くような洋服の雰囲気。

物の良し悪しだけに捉われない価値観に基軸を置いたコレクション。

”私は毎日同じ服を着る”

だから普通なんだけど、お洒落で、カッコ良く、ほんの少しだけ他と違ってて、

気に入ったらそんなに悩むことなく何枚か買えて、

それでいて着ていたら「それどこの？」と聞かれるような、

そんな服があればとおもっている。

そう、生活の中にどしっと構えているような、デザインはないが、スタイルのある服。

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2021　SS　INPUT　初回発売アイテム

-tokyo G-

毎日彼は休むこともない、毎日彼は皆のために必要なことのみを繰り返す。毎日いつまでも。

そのために地道にコンディションを整え、多くを語らず、度を超えたパフォーマンスをすることもなしに。

今日も彼は動いている。おかげで私たちは毎日美味しいご飯をたべ、温かいお風呂に入り、潤いのある１日を過ごすことができている。

そう、彼の名前はGAS。

私たち東京の毎日を支える東京ガスの制服からイメージしたデニムジャケットになります。

-301-

SANSE SANSEのこのデニムがラインナップに加わったのは２シーズン目の展示会からです。

１シーズン目の展示会で、洋服の製造背景がすべて岡山なのになぜデニムがないのか？と驚かれている方がとても多かったのです。

よってその声に素直に反応し、2シーズン目からしっかりラインナップに加わりました。

今となってはなぜ最初から入れなかったのだろうと不思議な気持ちです。

そしてこのクオリティーがこの価格でできるということに、自分自身が驚かされたのです。

-部長-

SANSE SANSEというブランドの根幹のあるキーワードの１つに”日本の市民生活”というものがある。

だが自分自身はスタイリストいう仕事柄なのか、この日本に市民生活というところにしっかりと身を置けてない。せいぜい良く言っても、半歩だけ身をいれてもらえてる程度だ。だからこそ"部長"という響きがもの凄く強烈でかっこよくもある。

自分が３０代の頃にオーダーしたフランスのおじさんが着るようなシャツをイメージした。

-cansti-

サンフランシスコにかつてあった野球とアメリカンフットボールの兼用スタジアム、キャンドルスティクパークから。野球はGiants、フットボールは49ersとサンフランシスコを代表する人気チームのホームスタジアムとしていくつもの名シーンの舞台となってきた。

そんな伝説のスタジアムの名前が、この”cansti"のフットボールTともベースボールシャツTともとれる雰囲気にはうってつけでした。

個人的なサンフランシスコの１番の思い出は、留学している友人を頼りに訪れた初めてのサンフランシスコで、空港まで迎えに来てくれたその友人と共に、タクシーで空港から彼の家まで向かうことになったのですが、当初は空港から2、30分で着くと言っていたものの１時間以上経過してもなかなか着く気配なし。彼に目で合図をしタクシードライバーに注意するよう促したのだが、いっこうに何もしてくれない。結局相当な遠回りをされ結構な金額をぼったくられた。そこからやく1週間彼と行動を共にしたのだが、留学して１年経つ彼は常に日本人としか行動しておらず、ほぼ英語をしゃべることなく暮らしていたのです。